朝起きて、やりたいことをやる会社『東京R不動産』

目次

東京から始まる。不動産のセレクトショップ『東京R不動産』

2003年、ウェブ中心に活動する不動産のセレクトショップ『東京R不動産』がスタート
“隠れた魅力のある物件”を独自の視点と価値観で発掘・紹介

不動産メディアとしても情報発信を行い、
当時知られていなかった“リノベーション”という考え方を世の中に広めた

20代後半〜40代前半がメインユーザーの東京R不動産は近年、
物件単体ではなく、街やコミュニティへと活動の場を広げている
地域活性化や公共空間の利活用なども手掛けているのだ

そんな東京R不動産も現在は全国10ヶ所にまで展開している

引用元:東京R不動産公式HP

ニューニュータウン西尾久

シャッター商店街を舞台に…

山手線・田端駅から徒歩約15分、上野東京ライン・尾久駅からは約10分
今も路面電車が走り、昔ながらの街並みが残る“西尾久”
その中心にある西尾久商店街は、かつて自転車も通れないほどの賑わいを見せていた
しかし、今ではシャッター街に変わりつつある

そんな西尾久商店街を舞台に東京R不動産が展開する
エリア活性化プロジェクトが「ニューニュータウン西尾久」だ

シャッターに閉ざされた商店街の空き店舗を活用し、
街の人たちが集まるコミュニティスペースへと生まれ変わらせ
街ごと活性化させようというのだ
同時に、若い世代の流入や多様な世代・属性の人たちが
愛着をキーワードに繋がれる街づくりを目指している

引用元:reallocal〜ローカルのリアルを伝えるメディア〜

『東京R不動産』が見る世界

“ニューニュータウン西尾久”を通じて見る未来の姿は、
単に賑やかな商店街を想像してるだけでは見誤ってしまう

シャッター商店街の空き店舗が活用されたとしても、
建物や土地の所有が様々な個人・企業へと細分化されては
本当の地域の価値向上や最適化には繋がらない
賃貸や店舗運営によって見込める収益に対して、
リスクやコストが見合わないことにもなりかねないのだ

現実問題、多くの店舗では「空いていても貸したくない」という
所有者が大半なのだ
実際、空き店舗は車庫や倉庫として使用されており
有効活用されているとはいえない状態だ
結局、空き店舗は建売住宅へと建て替えられ
昔ながらの街並みは姿を消していく

そこで東京R不動産は、事件的位置付けで
「ニューニュータウン西尾久」というプロジェクトをスタートさせる
将来的には全ての不動産所有者によるディベロップメント会社を立ち上げ、
地域の価値向上はもちろん、収益向上と分配の最適化を目指している

『東京R不動産』は街のハブ的存在として、
地域の新たな価値を創造する為の中心的役割を担っているのだ

引用元:reallocal〜ローカルのリアルを伝えるメディア〜

R不動産のコアバリュー

先ほど、本プロジェクトは実験的位置付けと申し上げたが
遊び半分で取り組んでいるわけではない
事業の自立性・持続性、他地域への展開が可能な汎用性を実現する為、
『東京R不動産』の完全自主事業として展開している

そんな『東京R不動産』のコアバリューは以下の4つだ

  • やりたい仕事をすること
  • ちゃんとお金を稼ぐこと
  • 社会を豊かにすること
  • 楽しい仲間と働くこと

働き方が多様化する中、博報堂やマッキンゼーで活躍する3人が立ち上げた『東京R不動産』
サラリーマンではなく、独立・フリーランスでもない新しい働き方も創り出している

引用元:ソトコト

西尾久商店街のお店とヒト

梅の湯

1951年から営業スタートし、2016年にリニューアルオープン
西尾久商店街にある、焼き鳥屋を併設した銭湯
3代目の栗田さんは、大人1人520円と単価設定されている中でも
様々な価値を付加して銭湯の新たな在り方を発信している

銭湯の価値を高め、地域から求められる場所へと昇華することで
商店街や街全体の価値向上に繋げようと熱意を持つ人が街にはいるのだ

引用元:tokyosento

BOOKS ON THE ROA 〜危険な古本屋〜

オーナーの吉田さんも熱い人だ
都内でBARやCAFEを経営していたが、29歳でアラスカ行きを決意
理由は「行きたかったから」と、至ってシンプルだった

124日間3200kmをリヤカーと共に歩いた吉田さんは帰国後、
旅の手記をまとめたいと本の出版を決意
クラウドファンディングで資金を集め、本を完成させるのだ

「車や家など一般的に言われる幸せはいらない」と言い切る吉田さんが
作った店内にはお酒と共に興味深い本が並べられている

引用元:READYFOR

これも見て!

この記事を書いた人

高校時代にはプロ野球選手を目指し、甲子園にも出場しました。大学まで続けた野球を通じて、コミュニケーション能力や忍耐力、チームワークなど、社会で大切なことをたくさん学びました。

卒業後はホテル運営会社に就職し、セールスに従事。その後、フリーランスでコーチングサービスを提供し、ITベンチャーにも再就職。さらにプロ野球選手の専属ドライバーを経験して、現在は教師として働いています。

こうした多様な職業経験と、スポーツで培った教訓を活かし、学校では教えきれない「社会で本当に必要なこと」を伝えるために、『Hundred Workers』を運営しています。

目次