北海道発!日本唯一の馬具メーカー『SOMES SADDLE』

目次

『SOMES SADDLE』とは…

1964年
北海道中央部に位置する
日本で1番小さな市“歌志内”で
『SOMES SADDLE』の前身
「オリエントレザー(株)」が誕生。

日本唯一の馬具メーカーとして、
1989年に平成の天皇即位の礼にて
使用される馬車具を納入

2008年の北海道洞爺湖サミットでは
記念品として、『SOMES SADDLE』の
ダレスバッグやハンドバッグが贈られた。

2019年、令和の天皇即位の礼でも
馬車具一式を納入するなど
確かな品質と信頼から
“日本のエルメス”と称される
『SOMES SADDLE』をご紹介!

引用元:SOMES SADDLE公式facebook

馬具づくりの技術を革製品へ!

炭鉱で栄えた街・歌志内も、
石炭から石油への
エネルギー転換を機に人口が減少。

こうした背景から、
地方再生を図るために
全道から馬具職人が集められる。

集まった馬具職人は
炭鉱離職者に技術指導を行いながら、
馬具をアメリカに輸出することで
街の再建を目指した。

しかし、1973年の
オイルショックを受けて
操業不能に。

そこで販路を国内に切り替え、
ペンチケースや警官のピストルホルダーなど
工業製品を製造。

1980年代からバッグなどの
革製品も製造を開始。
馬具づくりで培われた技術・ノウハウを
工業製品や革製品へと転用
したのだ。

現在では、競馬・乗馬両方の
馬具づくりを行い
特に競馬における鞍の評価は高く、
70〜80%のシェアを占める。

1985年
SOMEET(頂点)+SADDLE(鞍)を語源に
社名を『SOMES SADDLE』へと変更。

引用元:SOMES SADDLE公式HP

SOMES PRIDE 〜ハンドメイドにこだわる高品質な革製品〜

『SOMES SADDLE』の商品で
使用される皮には
独自の強度基準が設けられている。

牛一頭から使用できる皮は
全体に3分の1程度。

経営的に考えれば
余すところなく使用したいだろうが、
高い品質を守るためには
それを許さない。
たとえそれが、
小さなケーホルダーであってもだ。

企画から製造・販売・修理までを
一貫して行い、
ハンドメイドにこだわり続ける
『SOMES SADDLE』は
高品質な製品を作り続けると共に、
若手技術者の育成にも成功
している。

『SOMES SADDLE』では、
流れ作業は一切行わない。

全工程を1人の職人が最後まで担当する。

効率を考えると
分業化すべきなのかもしれない。
しかし、品質を追求するからこそ
1人の職人が全工程を担う。

また、若いうちから
全工程に携わることが
人材育成につながっている。

こうした『SOMES SADDLE』の魅力は、
若い世代にも届いている。
会社として新卒採用枠を設けていないにも関わらず
職人を目指して毎年多くの志願者が門を叩く

引用元:SOMES SADDLE公式HP

『SOMES SADDLE』の商品紹介

現在は、北海道砂川市に
ファクトリー&ショールームを構え、
植樹した700本の木々と共に
モノづくりを継承している。

そんな『SOMES SADDLE』の
商品を見てみよう!

ダレスバッグ

30年以上続く
『SOMES SADDLE』のベストセラー

スタンダードな形はそのままに
機能性や持ち易さまでを追求。

引用元:SOMES SADDLE公式HP

ハノーバー

希少素材“コードバン”を
使用した定番シリーズ

シンプルなデザインに加え、
カードの取り出しを考え
カードスリットが波を打っている。

まさに『SOMES SADDLE』の
デザイン力、技術力が見える一品

引用元:SOMES SADDLE公式HP

これも見て!

この記事を書いた人

高校時代にはプロ野球選手を目指し、甲子園にも出場しました。大学まで続けた野球を通じて、コミュニケーション能力や忍耐力、チームワークなど、社会で大切なことをたくさん学びました。

卒業後はホテル運営会社に就職し、セールスに従事。その後、フリーランスでコーチングサービスを提供し、ITベンチャーにも再就職。さらにプロ野球選手の専属ドライバーを経験して、現在は教師として働いています。

こうした多様な職業経験と、スポーツで培った教訓を活かし、学校では教えきれない「社会で本当に必要なこと」を伝えるために、『Hundred Workers』を運営しています。

目次