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日本唯一の国産スキーメーカー『小賀坂スキー製作所』

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目次

『OGASAKA』とは…

引用元:OGASAKA公式HP

スキー・スノーボードを専門に
自社工場で製造、販売を行う
『小賀坂スキー製作所』

スキーメーカー第1号として、
1912年に長野県飯山市で創業。

家具職人・小賀坂濱太郎が
40台のスキー板を製造したところから始まる
“OGASAKA”ストーリー。

トップアスリートから
子供や高齢者まで
幅広いユーザーより
絶大な信頼を得る“OGASAKA”に迫る!

『OGASAKA』の始まり

「採算を度外視しても、良いものを作る!」
という気概を持つ
長野の家具職人・小賀坂濱太郎。

彼に目をかけていた
飯山中学校・佐々木校長は、
学校授業でスキー指導が
行われることになると
濱太郎にスキー板作りを命じた。

これをきっかけに
『OGASAKA』は動き出す。

小賀坂濱太郎
引用元:OGASAKA公式HP

「正直で責任感の強い人」
「人との約束はどんなに無理をしてでも果たす」
「一本木の職人で、無口で厳しい人だが人を可愛がる」
そんな小賀坂濱太郎の築いた“信用”は、
現代にも受け継がれている。

受け継がれる『OGASAKA』の想い

2代目社長の
小賀坂廣治(濱太郎の三男)は、
「世の中というものは、
自己一人が存在するのではなく、
自分たちを可愛がって下さる
消費者たちの支持なくして、
どんな企業も存続は不可能である」
という考えを持ち、
「常に買う人の立場に立って考えよ」
という言葉を
営業方針の第1に掲げている。

また、企業で働く従業員と
その家族の存在を大切にし
「企業は潰れてはならない」
という鉄則のもと、
安心して仕事に従事できる
環境づくりを重視している。

従業員の在り方については、
常に「自分なら喜んで買うだろう
と思うものを作れ」と説いている。

自分の仕事が
世の中に
企業を通じて
貢献している
という
誇りを持つことが重要であり、
その為にも、
自分が喜んで買うような
品物を作ることが大切
なのだ。

現代では各企業も
ステークホルダーやES(従業員満足度)
といった言葉で
企業の在り方や
従業員の在り方を
考えるようになっているが、
『OGASAKA』は、
1975年の時点で
こうしたビジョンを
打ち出しているのだ!

引用元:OGASAKA公式HP

変わらぬ『OGASAKA』の想い

“本物”のスキー作り
追求し続ける『OGASAKA』は、
他のメーカーが量販体制を敷いた
高度経済成長期においても
品質重視を貫いた。

結果的にバブル崩壊後、
スキー業界は慢性的な
スキー板の過剰供給が続き、
生産縮小や転廃業が発生。

そんな時代にも『OGASAKA』は
「知名度の高い海外有名ブランドが
ファッション的に売れるのではなく、
機能性を重視した
“本物”のスキー板が売れる
と言い切った。

現に、全日本基礎スキー選手権の
上位入賞者の大半が
『OGASAKA』のスキー板を
使用しているのだ。

引用元:OGASAKA公式HP

進み続ける『OGASAKA』の想い

『OGASAKA』は、
1985年からスノーボードの
製造もスタート
させている。

きっかけは、
『OGASAKA』のスキー板を愛用する
スキー学校の先生に頼まれたこと。

しかし、中々売れず
次第に社内からも
「製造をやめるべきだ」
という声が上がった。

それでも作り続けたのは、
1番のお客様である
スキー学校の先生方が
『OGASAKA』のスノーボードを
買い続けてくれたからだという。

「お客様の立場になって考える」
「自分が喜んで買うものを作る」

という、創業当初から積み上げられてきた
『OGASAKA』のアイデンティティーは
現代に受け継がれると共に
“スノーボード”という
新たな歩みへとつながっている。

引用元:OGASAKAスノーボード公式HP

『OGASAKA』の最新モデル23-24をチェック!

【スキー】

TCシリーズ 〜ハイスペックモデル〜

技術選用に開発された
ハイスペックモデルのシリーズ。

スキー全体のバランスを変更して、
更にたわみを綺麗にしなやかに
センター幅も広げたことで
安定性も向上。

引用元:タナベスポーツ公式HP

KEO’S 〜オールラウンドモデル〜

安定性
操作性
カービング性能が向上した
オールラウンドモデルのシリーズ。

大回りから小回り、
不整地まで自在に対応可能。
特に不整地での安定性と操作性は秀逸。

引用元:タナベスポーツ公式HP

これも見て!

『OGASAKA』のスキーの
芯材は昔から木を用い、
木材の含水率が
8〜10%のものだけを使用する。

材料の仕入れから製造までを
自社で一貫
して行う。

築かれたテクノロジーは
常にアップデートされ、
商品に反映されている。

宮内省にスキー板を献上したり、
軍隊用スキーも納入するなど
まさに「信頼と実績の小賀坂」は、
メーカーの枠を飛び越えて
価値を提供し続ける。

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この記事を書いた人

ホテル会社→フリーランス
→ITベンチャー→ドライバー→教師

世の中にあるステキな企業や人、
商品に込められた『想い』を
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