【パタゴニア】買うことは減らし、求めることを増やす。

20〜40代、特に30代に人気のブランド『パタゴニア』
全体的に価格帯は高いが、オシャレで着ただけでスタイリングが決まる!

アウトドアシーンはもちろん、タウンユースでも使えるパタゴニアの商品は何故高いのか。
その商品は、どんな会社が作り、どんな想いが込められているのか。

すでにパタゴニアの商品をお持ちの方には、改めて価値を感じてもらいたい。
まだお持ちでない方には、商品を手にするきっかけにしてもらいたい。

目次

『パタゴニア』とは…?

手作りロッククライミングギアの製造からスタート

1957年、登山家イヴォン・シュイナードが19歳の頃、
パタゴニアの前身となる“シュイナード・イクイップメント”を創業。

自宅の裏庭に作業場を作り、ロッククライミング用具のピトンを手作りで製造していた。
手作りピトンは少しずつ人気を高め、生産量も徐々に増えていく。
1970年代に入ると、アメリカ最大のクライミングギアサプライヤーへと成長していった。

引用元:@PatagoniaJP

手作りピトンが与えた影響

クライマーが増え、会社も波に乗った頃、崖が深刻なダメージを受けいていることに気づく。

岸壁の割れ目に打ち込む金属製のくさびであるピトンの影響で、壁が穴だらけになっているのを見たシュイナードは、
ピトンの製造をやめ、より自然に優しい支持具は“アルミのチョック”へと販売をシフトしていく。

パタゴニア創業者 イヴォン・シュイナード氏
引用元:HUFFPOST

クライマー用ウェア製造をきっかけに誕生

1973年、クライマー用ウェアを製造すべく、シュイナード・イクイップメントの衣料品部門のブランドとして
『パタゴニア』がスタート。

南米・パタゴニアの地名に由来し、どの国の言葉でも発音しやすいことから名付けられた。

引用元:パタゴニア公式HP

アウトドアウェア『パタゴニア』の魅力・想い

環境破壊を最小限にするため…

アメリカの景気低迷に併せて、パタゴニアの業績も落ち込んだみ、苦境の中にいるシュイナードは
ピトン製造をやめた原点に立ち返った。

ブランドが存在する意味、ビジネスを営む目的を話し合い、“故郷である地球を救う”という理念・信念を
従業員だけでなくお客様にも理解・共有してもらうことを徹底した。
想いを真っすぐに伝えることこそ、ビジネスを成功へと導くと考えたのだ。

引用元:@PatagoniaJP

修理して使い続ける充実のアフターサービス

「故郷である地球を救うためにビジネスを営む」という理念のもと、長く使えるモノづくりを行うパタゴニア。

愛着を持って使い続けてもらうために、購入後のアフターサービスとして修理サービスを受け付けている。
高いスキルを持った専門の技術者が丁寧に診断し、年間約2万点の修理を行う。

引用元:@PatagoniaJP

4種類のコットンを使用

何千トンもの化学物質が投入される栽培法が一般的なコットンは、
土や水や空気を汚染し、無数の生物に対して多大な害を及ぼしている。

そこでパタゴニアは、1996年から使用する全てのバージンコットンを
オーガニック農法で栽培されたオーガニックコットンに切り替えることを決意。

現在は、オーガニックコットンに加えて、
オーガニックコットン認証を目指す農家が栽培している“コットン・イン・コンバージョン”や
最高基準の“リジェネラティブ・オーガニック・サーティファイド・コットン”、
そしてリサイクルコットンを採用している。

引用元:@PatagoniaJP

パタゴニアおすすめ3選

レトロX

パタゴニアの製品の中でも1,2を争う大人気の定番アイテム。
防風フィルムによって、フリースジャケットの弱点だった防風性の低さを克服した。

ボリュームある見た目には想像つきにくいが、可動性はピカイチ!
カラーバリエーションも豊富で存分にオシャレを楽しめる一品だ。

引用元:パタゴニア公式HP
ノースリーブver
引用元:パタゴニア公式HP

ジャクソン・グレイシャー・ジャケット

スマートな見た目でタウンユースにぴったりなダウンジャケット。

縫い目のないシームレスデザインのため、中綿の出にくい作りになっている。
撥水加工で雨や雪などハードな観光でもガツガツ使える一品だ。

引用元:@Patagonia製品動画
引用元:パタゴニア公式HP

ライトダウン

保温性が高く、動きやすいベスト。
暖かさを逃さないためにも、腕周りは伸縮性ナイロンを使用!

インナーベストとしても活用でき、ウインタースポーツなどで活躍する使い勝手の良い一品だ。

引用元:@Patagonia製品動画
引用元:パタゴニア公式HP

まとめ

引用元:@PatagoniaJP

この記事を書いた人

高校時代にはプロ野球選手を目指し、甲子園にも出場しました。大学まで続けた野球を通じて、コミュニケーション能力や忍耐力、チームワークなど、社会で大切なことをたくさん学びました。

卒業後はホテル運営会社に就職し、セールスに従事。その後、フリーランスでコーチングサービスを提供し、ITベンチャーにも再就職。さらにプロ野球選手の専属ドライバーを経験して、現在は教師として働いています。

こうした多様な職業経験と、スポーツで培った教訓を活かし、学校では教えきれない「社会で本当に必要なこと」を伝えるために、『Hundred Workers』を運営しています。

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