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ものづくり

【木村硝子店】東京下町の自社工場を持たない老舗ガラスメーカー

木村硝子店入口の外観

レストランやバーなどの業務用を中心としたガラス製品を取扱う卸問屋だった『木村硝子店』

ご存知ない方もいるかもしれないが、
かつてJALファーストクラスで用いられるグラスは全て『木村硝子店』のものだった。

「作りたいグラスを作る」という想いから生まれた自社デザインのグラスは約800種類。
その後、ブランドとして『木村硝子店』の名が広く知られるようになると、
一般の方からも商品を求める声が増えた。
そこで、湯島にある本社に併設する形で直営店をOPEN!

プロが認める木村硝子店とは…?
木村硝子店で日々の生活を豊かにしてみてはいかがだろうか。

『木村硝子店』とは…?

1910年(明治43年)創業の老舗硝子メーカー『木村硝子店』。
メーカーといっても、自社工場を持たずに商品開発や企画に専念。
得意・不得意や生産上の特性に合わせて国内4ヶ所、海外4ヶ所の工場に発注している。

“良い工場がある”と聞けば、海外であっても積極的に出向く。

発注先のハンガリーは国営の大きなガラス工場がある。
職人の技術も高く、世界最高峰の質を誇る。
特にワイングラスは日本の職人でも中々マネできないレベルで、歴史的・文化的な背景も反映されているという。

国内では、1953年創業で東京都伝統工芸品に指定されている江戸切子を作る工房として知られる
『田島硝子』にも発注している。

下町のガラス工房や世界の職人さん協力のもと、グラスを中心にガラス製品を販売しているのが
今回紹介する『木村硝子店』だ!

店名木村硝子店ショールーム
住所東京都文京区湯島3丁目10-7
TEL03-3834-1781
営業日時9:00-17:00、土・日曜・祝休み
店名木村硝子店直営店
住所東京都文京区湯島3丁目10-4
TEL03-3834-1784
営業日時木金土のみ営業、12:00~19:00

『木村硝子店』が込める想い

“透明”…空気のように当たり前の存在

『木村硝子店』の商品で色付きのものは非常に少ない。
透明でシンプルなデザインは飽きがこない。

日常で使うことで考え、空気のように当たり前の存在であろうとしているのだ。

引用元:木村硝子店公式HP

使い方は“自由”

イタリア、スペインなどでは、ワイングラスをコップとして使ったり
カクテルグラスを器として使用するレストランもある。

そうした文化を知る『木村硝子店』は、グラスの用途を気にせず自由に使ってほしいという思いを持っている。

引用元:Precious.jp

買わない人にも“知ってもらう”

『木村硝子店』では、「買わないお客さんが大事」という考え方を持っている。

3代目社長・木村武史氏が70歳で若手に混じって参加したブランディング講義で、
「買わない人にも、知ってもらうことが大事」ということを学ぶ。

是非!
買う・買わないに関わらず、ショップに足を運んで雰囲気を感じたり、実際の商品を手にとって見てもらいたい。

引用元:さぜ薬局ヘルシーライフ情報

『木村硝子店』のおすすめ4選!

木勝-kikatsu

創業者・木村勝氏に由来するこちらの商品!

「売るための商品ではなく、木村のデザインはステキだよね」と思ってもらうべく、三枝静代さんがデザイン。
このデザインが評判となり、木村硝子店に注目が集まった。

まさに『木村硝子店』の“想い”が詰まった商品だ。

引用元:zizistore

ピッコロ

『木村硝子店』の定番商品である“ピッコロ”

中央の膨らみが香りを溜め込み、芳醇さを逃さず楽しめる!
完成度が高く、様々なシーンで活躍する万能グラスだ。

特に、『木村硝子店』の商品を初めて手にする方には是非オススメしたい!

引用元:zizistore

極うす

1950年代から販売されている“極うす”

約70年前から厚さ1mmのグラスを作っていたのだから驚きだ。
東京、京都の高級割烹などでも使用されているビアグラス。

是非家でも愉しんでほしい。

引用元:zizistore

ベジカク

ガラス製の四角い蓋付き容器の“ベジカク”
表面のちょっとした歪みや凹みが特徴的だ。

色鮮やかな野菜が映えるのはもちろん、
アクセサリーなどをしまって飾る「見せる収納」としても良さそうだ。

引用元:パンと日用品の店わざわざ

まとめ

  • 1910年創業の自社工場を持たない老舗硝子メーカー『木村硝子店』
  • 一般の方からも商品を求める声が増え、湯島にある本社に併設する形で直営店がOPEN!
  • 『木村硝子店』の商品のこだわりは「透明」「使い方は自由」

買う・買わないに関わらず、是非お店に足を運んで『木村硝子店』を感じてほしい!

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